部屋はきれいに掃除されていて
机の上にはお菓子が置いてあった。
まずは、お菓子を食べて
お風呂の用意を始める。
『夢!露天風呂あるらしいけん、一緒に入ろぉ』
『露天風呂!!行く行く〜』
お風呂セットを片手に
2人で廊下を歩いた。
途中、担任に会った。
『風呂か〜? 夕食は7時だから
ゆっくり入ってこい』
『はーい』
適当に返事をすませて
お風呂場に急いだ。
脱衣所で服をぬいで
お風呂に入ると
お風呂には誰もいなくて貸切状態だった。
『らっきー。貸しきりだけん、ゆっくりできるね』
みいがやけにハイテンションだ。
体を洗ってから湯船に入る。
あたしたちは、いきなり露天風呂に入った。
『やばーい。きもちいいね』
『うん、あったか〜い』
『夢、一香ちゃんのコトだけんど
大丈夫?』
『一香ちゃんが奏のコトを好きなのは確かだと思う』
『あの仔、積極的だけんね、
心配だよね』
『こういう時こそ、奏を信じなきゃ』
『だね。奏もあのルックスだけん。 モテてもおかしくないが』
『うん。あたしは奏を信じる』
『夢、あの時より強くなったね』
あの時…がどんな時かを
あたしが一番よく分かる。
『それも…奏のおかげだから』

