君の隣



『色々難しいな… でも、
奏がいなかったら、夢は今ごろ
あんなに笑えとらんよ。

1人で色んなもの抱えて
壊れてたと思う。

今の夢には奏が必要だ。
だけん、そばにいてやれ』


大は俺の肩をポンッと叩いた。



『だよな。大、サンキュ』



『おぅ!』


大は右手を軽くあげた。



『大と奏も早く来なよー!』


少し先でみいが叫んでる。


俺らは小走りで2人の所に向かった。



4人で正門をくぐって
校舎に入る。



久しぶりの学校は
1学期と何の変わりもない。



ふと、夢花の方を見ると
夢花も俺を見た。


俺は笑いながら
夢花の頬を軽くつまんだ。


俺の方が10㌢くらい
背が高いから
夢花は少し上目使いで俺を見た。


今さら、かわいいと思ってしまう。


守りたい。


傷ついた夢花を
襲う不安からも…

夢花を傷つける全てから
守りたいと思った。



それくらい

夢花のコトを

死ぬほど好きだった。