奏と別れてから3ヶ月がたった。
あたしは、晴れて高2。
スカートの丈も去年よりはだいぶ短くなった。
奏がいなくなって、心にぽっかりと空いた穴は埋められない。
何をしてても、彼との想い出が頭をよぎる。
あたしの心は、寂しい。
教室から、グランドを眺めていると、携帯が振動した。
『はい』
“夢花?玲音だけど”
『うん、久しぶり。どした?』
玲音とは冬休み以来、連絡をとってなかった。
あたしと奏が別れたのは知ってるみたいだけど、詳しいコトは聞いてこなかった。
“久しぶりに会いたいな、って思ってさ。今日、空いてる?”
華は健くんとデートだから、遊べないし…他の用もないし…
『いぃよ』
そう答えた。
“ありがと。じゃぁ、4時に駅前のファミレスで待ってる”
『うん、分かった』
時計を見ると、3時だった。
あと、1時間か。
あたしは教室で課題を終わらした。
3時半に学校を出た。

