あたしが泣き止んだころに
奏がリビングに入ってきた。
手にはお茶を持ってる。
『奏… ありがとね。 さ、ご飯にしましょう』
奏ママはカレーをよそってあたしと奏の前においた。
『夢花! 思いっきり食うぞ!』
『うん…!』
あたしは奏とカレーを頬張った。
優しくて、温かい味がした。
また涙が出そうになったけど
あたしは必至で堪えた。
『じゃぁ、あたし、帰るね』
カレーを完食して少ししてからあたしは立ち上がった。
『もぅ帰るんか。 送ってく』
『ありがとう』
あたしはお邪魔しましたーと言って奏と家を出た。

