君の隣





みいの家のインターホンを押すと、真っ先にみいが出てきた。





『夢ーーーーーーー!』





そう言われると同時に抱きつかれた。





『会いたかった!!』





『あたしも!』





『早く入って!!ゆっくり話そう』




言われるまま、あたしはみいの家に入った。




みいの部屋の中は相変わらずピンクだらけで落ち着きがなかったけど…




あたしは、いつも座っていた座布団に座った。





『みい、大とはどうなの?』





『それなりに上手くいっとるよ。大事にしてもらってるけん、幸せだが』





『そっかー。安心した。2人が上手くいってて』





『奏とは?』





『よく電話してるよ。
奏には言えないんだけどさ…

たまに、ものすごく不安になるの。
信じなきゃって思うのに…
毎日会わなきゃ分からないコトってあるでしょ…?

すごく寂しくて…心配になっちゃうの』






『そりゃ、そうだろうねぇ…。

奏もあのルックスだけん、高校でも結構モテとる。

人数も少ないけんね』





『モテてるんだ。あたし、何も分からないし』





『奏は夢しか見とらんけどさ…。
1人だけ、すごい子がいるんよ。奏に猛アタック中の女の子が』





みいの顔が少しだけ歪んだ。