君の隣



『夢花! 今日の飯カレーだけん! ラッキーだったな!
うちのカレーはうまいけん!』

奏がちっちゃい子みたいに
喜んで言った。


『まぢ!楽しみ!』


あたしは声を高くして
言った。


『奏〜!』


奏ママが奏を呼んだ。


『お茶がないのよ… 買ってきてくれない?』


『めんどくさ〜!』


『いいから買ってきてよ〜』


『わかったよ! 夢花、ちょいいってくるわ』


『いってらー』


奏を送り出すと
奏ママに


『夢花ちゃん…』


と呼ばれた。

奏ママはめずらしく
真剣な顔をしてた。


何となく、雰囲気で
ママの話をするんだな
って分かった。