「お前…そんな元気無くなるくらいヤキモチやくんだったら


素直に涼に言えよ」












後ろから聞こえた銀色コナンくんの言葉にあたしは足を止めた。





…………ヤキモチ?




あたし……ヤキモチやいてたの?







「触らないで」「好きにならないで」




気づかないうちに……ヤキモチやいてたんだ。






銀色コナンくんはあたしの気持ちを見透かしているのか言葉を続ける。










「涼はお前しか見えてねぇ


素直に話したら…絶対気持ちを受け止めてくれる」





「……銀色…コナンくん」





「行けよ」











そう言って銀色コナンくんは顔を窓の方へと向けた。