……白金をおいて学校まできちゃった。




怒ってるかな。











あたしは廊下を1人でゆっくり歩く。








目を瞑ると頭に浮かんでくるさっきの光景。





白金にベタベタとさわる沢山の女の人達。












「いやっ……」












嫌なの。



白金を好きにならないで。





こんな事思う彼女なんて…最低だケド……。






白金を好きになってほしくない。




触らないでほしい。












「もうやだ……」












あたしの中にこんな嫌な感情があったなんて知らなかった。



あたしがこんなに嫌な女なんて知らなかった。