泣いてる姿を見られたくなくて下を向くと、フッと笑った銀色コナンくんの声が聞こえる。
頭には優しい手の感触。
「泣け。好きなだけ泣け。
そんで、涙が止まったら一緒に涼を取り返しに行くぞ」
ーーーーー「一緒に」
「何度立ち止まったっていいんだ。
俺も何度だって立ち止まってやるから。
涼が戻ってくる時まで、隣にいるから。」
ーーーーー「隣にいる」
銀色コナンくんの言葉が頭の中で何度も流れる。
そうだ。私は1人じゃないんだ。
仲間は華だけじゃないんだ。
白金の親友「山川 猛」が一緒なんだ。
「…………っ…
ありがとう……銀色コナンくんっ……」
泣きながらそう必死に声に出すけど
涙が流れ続けて、心の中の言葉が声にならない。
顔も涙でグシャグシャで
全然格好がつかない。

