俺様ヤンキーに愛されて。~third~










「………………」










弱ってるヤツに「お前のことを助けに来たんじゃない」なんて…言えねえ…。


俺は唇を噛み締めてから、ゆっくりと口を開く。












「……ああ…お前を助けに来たんだ…」











違う。……俺は…。



俺の言葉を聞いて嬉しそうに微笑む団子女。



そんな団子女の顔を、俺は見ることが出来ない。









「しろ…がねくん……助けて…」











コイツ………。



………俺に、運んでくれって頼んでるのか?







……………………。



俺は、ゆっくりと団子女の背中と足の部分に手を伸ばす。



そんな時、俺の耳に届いた1人の女の声。








「みあ!!みあ!!」









後ろを振り向くと、1人の女が泣きながら佐々野みあに呼びかけていた。










「みあ!!大丈夫!?

死なないで……っ…!死なないでよ!!?」









佐々野みあの苦しそうな顔を見て泣きじゃくる女。









「っ…あたしがあのまま止めていれば!!!

みあがこんな目にあうこと…無かったのに!!!」