俺様ヤンキーに愛されて。~third~










「涼…!!?」









後ろの方で俺を呼ぶ猛の声が聞こえる。







何で、アイツの元へ向かってるとか


俺は、アイツの事何も知らねえとか






そんな事を考えるより先に、反射的に動いた自分の身体。



俺は無我夢中で2人の倒れている場所へと走る。









「………っ…はあ……」









2人の元へ辿り着くと、はっきりと見える表情。






上に重なっている団子女は、目を閉じている。



下敷きになっている佐々野みあは、苦しそうに表情を歪めながら静かに呼吸をしていた。










………………!!!!




俺は言葉を発する事より先に、佐々野みあの上に重なっている団子女に手を伸ばしていた。




ゆっくりと佐々野みあの上から団子女の身体を下ろす。










「………っ……う……」










団子女の体重がかからなくなったからか、佐々野みあの苦しそうな表情が少し和らいだ。



………でも顔色が悪い。