俺様ヤンキーに愛されて。~third~










「………別に辛くねえよ…」








猛の方が、俺よりよっぽど辛そうじゃねえか…。


俺は額に流れる汗を手で拭う。









「………りょ…




「キャーーッ!!!!」








猛の俺を呼ぶ声を遮って聞こえたのは、女子達の叫び声。









「……なんだ?」









猛が叫び声をした方へ顔を向けるのと、同時に俺も声の聞こえた方へと顔を向けた。









「………っ!!?」










見えたのは、重なって床に倒れている団子女と………下敷きになっている佐々野みあの姿。









ーードクンッ







心臓の鼓動が急に早くなる。



…………何だ…?










ーーー「助けろ」




…………誰なんだよ。






ーーー「みあを助けろ!!」




……………何なんだよ。










「………っ!!」









気づくと俺の体はアイツが倒れている場所へと走り出していた。