俺様ヤンキーに愛されて。~third~











「猛!お前…どうしたんだよ!?」




「………………」








猛は唇を噛み締めるだけで、何も言わない。




俺は掴んでいた猛の腕を離す。

猛の腕は力なくダランと垂れた。







…………………。



団子女の方を見るといつ去ったのか、さっきまで団子女がいた所には誰もいなかった。



周りの女達は俺たちの緊迫した空気を感じたのか黙っている。










「…………猛………」




「あの女……には…近づかない方がいい…」




「………何で……」











何を、何を隠してんだよ。


俺は、何を分かってねえんだよ。




何も感じることが出来ない自分にイライラしてくる。









「涼が…一緒にいるべきなのは…あの女じゃない」





「…………………」










俺が一緒にいるべきな女……。


それは、お前がいつも口にしている「佐々野みあ」か?





猛はそう言いたいのか……?