団子女は、凄い力で周りの女達を掻き分ける。
「……お前…何して……」
「今、そっちに行くからね〜」
「………あ?……来るなーーー……
団子女は俺の言葉を最後まで聞かずに、俺の元へと飛び込んでくる。
「………っ…の……バカ…!!」
体に感じる団子女の重み。
さっきまで頭痛に耐えていたからか、すぐに体に力が入らなかった。
団子女の体重を支えきることが出来ずに、俺は座ったまま床へと倒れる。
ーードサッ
「………いっ…てえな……」
頭と背中を打ったのか、少しズキズキと痛む。
俺の胸の中にいる団子女が口を開いてのそのそと動き出した。
「もう〜白金くん!ちゃんと支えてよ〜」
「………テメエが急に飛び込んでくるからだろ…」
自分の口から低くて暗い声が聞こえる。
「ごめん」とか「ありがとう」とか、そういう事は言えねえのかよ。

