俺様ヤンキーに愛されて。~third~











「指輪買ってやるよ」って……。


俺……何で………。




今……当たり前のように、記憶の中の女に優しい思いが溢れてきた。








自分の頭が少しずつ、何かを思い出そうとしてるのを感じる。







「そんな嬉しそうな顔するなよ」………俺、今…顔見えてなかった…よな?







階段から落ちる前の俺には……見えてたのか?



俺が見えてねえだけ……なのか?









ーーズキンッ







痛み続ける頭と格闘しながら、俺には見えない女のことを考え続ける。




痛みに耐えるのも限界に近くなってきた時、聞こえた甘ったるい声。









「白金く〜ん!!」





「………っ…?」








考えることをやめて目の前にいる大勢の女に目を向けると、そこから今にも飛び出しそうな勢いの団子女の姿が見えた。