俺様ヤンキーに愛されて。~third~










「あたしのせいでごめんなさい〜」








雅ちゃんは、とびきり甘い声を出しながら走ってくる。



雅ちゃんの声が耳に届くたびに頭がズキズキと痛んで気持ち悪い。









「う…嘘でしょ…?よりによって…どうしてあの女が……」









隣から聞こえる華の声。


華も急な展開に動揺してるみたいで、声がいつもと少し違う。







…………どうしよう。



喉がカラカラに渇いて唾を上手く飲み込むことが出来ない。







体が逃げたいって叫んでる。



でも、あたしは逃げたくない。






あたしはーーー…………









「あれ?みあちゃん?


待たせてゴメンね〜?」









気づくと目の前にいる雅ちゃん。



あたしを守ろうとしてくれているのか、隣にいる華の雰囲気が変わるのを感じた。









「ふふっ。白金くんと〜いちゃいちゃしてたら、遅くなっちゃった


ゴメンね?」









ーーズキンッ









頭が、痛い。



雅ちゃん…今、何て言った?