俺様ヤンキーに愛されて。~third~





……何でだろうな。



さっきから頭に浮かぶのはさっき見た女の悲しい表情。




何でこんな苦しくなるんだ?


女にあんな表情された事なんて数えきれないほどあるのに……。





「白金くん?」



「………」



「白金くん!!」



「………!!

悪ぃ…またボーッとしてた」



「……別にいいけど

誰の事考えてるの…?」





……誰の事?

俺、今誰の事考えてた?



何も言わずに固まっている俺を目の前の女は不思議そうに見ている。





「白金くん?大丈夫?

体調でも悪い?」



「いや…。体調は悪くねぇ…」



「ならよかった。じゃあ自己紹介だけするね」



「…は?」