俺様ヤンキーに愛されて。~third~






団子頭の女の顔への距離がどんどん近くなっていく。





ーーーーーーフッ




その時突然頭に浮かんだ…。

さっきの下駄箱で見た悲しそうな女の表情。



すると身体に力が入り俺は唇が触れるギリギリの所で体勢を持ち直す事が出来た。



何だったんだ…今の……。





「もう少しでキス出来たのに…残念」



「テメェ……」





俺は目の前にいる女を睨みつけると距離を取る。


そんな俺を見て女は俺へと近づいてきた。




「冗談だよ?そんなに怒らないで?」





首を傾げながら上目遣いで俺を見る団子頭の女。


……全然可愛くねぇ。



普通の男だったら「可愛い」って思うのかもしれないけど俺は全く思わない。