……気にすんな。って…いきなり笑い出したら普通気にするだろ。
団子頭の女は笑い終えたのか少しだけ微笑みながら俺を見つめる。
「…んだよ」
「白金くん。あたしの名前って覚えてる?」
「は?」
今日初めて会ったのに名前なんて知ってるワケ無ぇだろ。
そう思っていると俺の手に女の手が重なった。
「…にしてんだよ」
「自己紹介しようと思って」
「自己紹介?」
「そう。自己紹介……」
ーグイッ
「ーー…………!!!!」
女の声が耳に届いた瞬間、手を引っ張られ俺は勢いよく女の方へと引き寄せられる。
突然の事に俺は頭がまわらない。

