俺様ヤンキーに愛されて。~third~







……こんなモヤモヤする夢は始めてだ。



自分で顔の表情が歪むのを感じる。





「涼……」



「…んだよ」



「……何でも無ぇ」



「は?」





猛の方へと視線を向けると…辛そうな表彰。



…何なんだよ。

猛。今日変じゃねぇか?





「猛…変なモノでも食べたのか?」



「はぁ!?


食べてねぇよ!!」



「じゃあ何でそんな暗い顔してんだよ?」



「ーー…………」





急に猛が黙りこみ病室が静かになった。




……………?


確かに感じる猛への違和感に俺は疑問が浮かぶ。





「猛?」



「………涼」



「…んだよ」





真剣に俺の名前を呼ぶ猛を俺は見つめるしか出来ない。