猛の声が聞こえてバイクのエンジンをかけようとした瞬間…… 「猛ーーー!!!!!!!」 「……な゙っ!!!」 「……!!!???」 思わず声を出してしまうくらい大きな声が後ろから聞こえた。 俺と猛はゆっくりと後ろを振り向く。 ……………………。 そこにいたのは明るい茶髪にサングラスをかけた男の人だった。