俺様ヤンキーに愛されて。~third~





「さっきブツかった事…この指輪で無かった事にしてやるよ」



「……な…に言って…」



「この指輪1つでさっきの出来事を無かった事に出来るんだ


…いい話だろ?」





大男はあたしにそう言うと背を向けて歩き出した。


あたしはフラフラな身体を無理矢理動かして大男を追いかける。





「待って!!……っ…返して!!」



「……♪」





大男はあたしを無視して歩き続ける。



あの指輪だけは。

今、唯一白金と繋がっていられるあの指輪だけは…失えない。


色んな思いがこみ上げて涙が溢れる。





「待って!!」





必死に走ってあたしは大男の元へとたどり着いた。



精一杯の力で大男の肩を掴む。


大男はゆっくりと振り返りあたしを見つめる。