「……っ…ーーおい!!!」







銀色コナンくんの叫ぶ声が聞こえたケドあたしは走り出した足を止めなかった。





白金はきっと見ている。



今、背を向けて走っているあたしの背中を冷たい目付きで。





そう考えるだけで滲んだ涙が零れそうになる。





もう…あの優しい瞳で見つめてもらえないのかもしれない。


そう思うだけで恐怖に押し潰されそう。








「……っ……嫌だよ……」