俺様ヤンキーに愛されて。~third~







ードクンッ








心臓が波打って冷や汗が出てくる。



怖い。白金に拒絶されたら…。







「バカかお前


さっきも言っただろ?俺には彼女なんていねぇ」





「涼が忘れてるだけだ


この女はお前の彼女」





「…あっそ」








あっそ……あっそって何?





認めたの?


拒絶したの?




下を向きながら考えていると視界に誰かの足が映った。



誰……?








「顔上げろ」





「………っ!!」







耳に聞こえたのは白金の声。



白金があたしの近くに立ってるの…?



あたしはゆっくりと顔を上げる。








「白…金………」