俺様ヤンキーに愛されて。~third~






あたしの心は段々と壊れていく。



こんな短時間で今にも折れそうなくらい沢山のヒビが入った。








「し…白……金…」





「気安く呼ぶな」





「………え?」









気安く呼ぶな?


あたし今、白金にそう言われた?




嘘だよね。


聞き間違いだよね。









「しろ……





「気安く呼ぶなっつっただろ


てかお前が何でここにいるのか知らねぇケド今すぐ出てけ」








…………………え?




白金の言葉にあたしの頭は真っ白になる。






白金……?




震えながら白金を見るとあたしを睨み続けていた。









「涼!!お前何言ってんだ!!」