俺様ヤンキーに愛されて。~third~






白金がこの世からいなくなる。


それほど怖い事は無い。




神様にも祈った。



「他に何もいらないから…白金を助けて下さい」って…。











「白金…怖かった……


あたし怖かったよぉ…!!!」





「……は?何?」










……………………え?




白金の声とは思えないほどの低い声があたしの耳をかすめた。




あたしは涙を拭いて白金を見つめる。










「……白…金?」










そこには冷たい表情をした白金があたしを見ていた。




あたしは冷たい表情をした白金から目を離せない。





どうしたの?


何かおかしいよ?





何でそんな表情であたしを見るの?