俺様ヤンキーに愛されて。~third~







怪我をしている白金を前にして元気なんて出るワケ無いよ。



どんな状況だったにしても白金が怪我をしたのはあたしのせい。







あたしのせいで白金は危険な目に合った。



あたしがいなければ。



あたしがキチンと対処していれば。






白金が怪我をする事は無かったのにー………。










「白金…ゴメンね」





「……泣くな」









銀色コナンくんが困っているのは戸惑った声で分かる。



でも白金への想いが溢れて涙が止まらなかった。





ぼやける視界で白金の手をギュッと握る。








ーー「ゴメンなさい」








目が覚めた時に伝えようとしていた言葉を白金に心で伝える。