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白金が治療室に入ってしばらく立った頃、突然声をかけられる。









「涼の女!!!!」









横を向くとそこには急いで駆けつけたのか息を切らせた銀色コナンくんがいた。








「銀色…コナンくん……」





「涼は…涼は大丈夫なのか!?」








今まで1人で不安だったから銀色コナンくんの姿を見た途端涙が溢れる。



そんなあたしを見て銀色コナンくんはメガネを取った。










「悪ぃ。大きな声出して不安にさせたな」





「……っ…ゴメ……」





「……………………」









銀色コナンくんは何も言わずに治療室の扉を見つめる。