「ー…………………」
何なんだコイツ。
小さい女は俺を見て微笑んでいる。
俺は何故かコイツはきっとみあに何もしねぇ…そう思った。
「…みあは彼女だ」
「え……?」
「………それだけ」
俺は目の前に立つ小さい女とその他数人を避けながら前へと歩いて行く。
すると後ろから聞こえた大きな声。
「幸せになって下さい!!!!」
止まりそうになった足を無理矢理動かして前へと進んだ。
「…おぅ」
俺は自分以外の誰にも聞こえないくらいの小さな声でそう呟く。
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