犯人が雅ちゃん……。


その事がショックであたしは教室に戻る事が出来ずに屋上へと足を進める。







雅ちゃんがあたしを憎む理由。



なんとなく分かるケド……


今は何も考えたくない。











ーガチャッ








階段から屋上へと続く扉を開けた途端身体に感じる清々しい風。



夏だから暑いケド…仕方ないよね。





あたしは屋上へと足を踏み入れた。










「…………っ!?」









目の前の光景を見た瞬間


あたしは目を見開く。










「し…白金………」









視線の先では白金が眠っていた。