「スリッパ。ゴミだらけだったでしょ?」 「ー………え?」 ードクンッ 一瞬にして身体から血の気がひいた。 ーー「スリッパ。ゴミだらけだったでしょ?」 頭の中で雅ちゃんの言葉が何度もリピートされていく。 何でその事を知ってるの? まさか……雅ちゃんが犯人? 「雅…ちゃ…まさか……」 「馴れ馴れしく名前呼ばないで 佐々野さん」 「……っ… スリッパをゴミだらけにした犯人って……」 「あたしじゃないわよ? 人を疑うなんて…佐々野さんて最低。」 雅ちゃんはクスリと笑ってあたしを見ていた。