「何があった?」 俺の口からそう声が出た瞬間みあの表情が氷つく。 「な…何も無い…よ」 そう話すみあは俺と目を合わせようとしない。 嘘だな。 猛の行動や今のみあの態度を見て確信した。絶対何か理由がある。 「嘘つくな。何も無ぇのにみあが倒れるワケねーだろ」 「……っほ…本当に何も無いから」 みあは俺と目を合わせたくないのか目を瞑った。 ……話せよ。 何で隠すんだ? 手をみあの頬へと動かす。 「バカ。俺を騙せると思うなよ」 「だ…だますなんて…」 「何があったか…言えよ」 「や……嫌だ」