しばらく泣いてすっきりすると、美鈴さんが口を開いた。 「でも、その分あと生きれる時間を人よりも楽しく過ごそう?」 その言葉に、あたしはとても救われた――。 「はいっ!!!」 だからあたしも精一杯、笑顔で言った。