「あたし、中学2年の時に好きな人がいたんだけど、その人には好きな人がいた・・。」 「好きな人がいたからって諦めて、結局告白できずに終わっちゃったんだ・・。」 「だから・・・花蓮には悔いなんか残って欲しくない!!」 あたしの頬に涙が伝うのが分かった。 祐奈も・・泣いていた。 「祐奈・・・ありがとう。そんなにあたしのこと考えてくれて。」