結局、その日は祐奈達は来なかった。 でも、何日経っても。祐奈達が来る時はなかった。 「なんで祐奈達、来ないんだろ・・・。」 このごろ、不安で“見捨てられた”と思うようにもなってしまった。 「こら!花蓮ちゃんっ!!ため息ついたら幸せ逃げるよー??」 「・・・?あたし、ため息なんかしてませんけど??」