わたしは、緑色のドアのドアノブに手をかける。 開いたら、 また、真っ暗闇。 ただ、泣き声が聞こえるの。 男の子の。 わたしは、笑い声のところまで歩いていく。 ここは、ゆめのなか。 男の子は、実はウシガエル。 ニタニタとカエルは笑い、わたしを見て 「とってもおいしそうね」 と言うの。