「んー朔、とでも呼んで?」 「朔、さん」 綺麗な名前… 思わずそう呟くと、にこりと綺麗な笑顔で笑う朔さん この人は、綺麗なのばっかりだ 魂まできっと、綺麗なんだ 私が惹かれるのも頷けた 汚い私には、綺麗な朔さんは眩しくて尊敬の的なんだな と考えて止めた そんなの考えても変わらないのがわかったから