「十時くらいかな」 「そっかぁ…」 まだハッキリしない意識の中を彷徨っている様子なのを良い事に 自分の心臓を落ち着かせる ―――大丈夫、まだ、大丈夫だ そう言い聞かせて鎖を重ねて 限界なのは、知っている