選んで戻っては来たが、それでも4000円くらいだった。
「ホントにいいの?それで。」
「うん。あと、出来れば下着を…。」
「勿論だよ。下着こそないと困るだろ?」
「ありがと」
下着を選んで来て会計を済ませる。
「あとは歯ブラシとか、バスタオルとか…」
頭に思い浮かべる。
「べ、別に何から何まで揃えなくても」
遠慮がちな彩香に少し苛立つ。
「いーから俺が必要だと思ったの買うから黙っててよ」
「う、うん…ごめん…。」
怒られたとは言え、自分の為に色々考えてくれているのは分かっているから嬉しかったりする。彩香は何やらブツブツ言いながら物を選ぶ海人の後ろを黙ってついて歩いていた。
ふと彩香が商品を手にする。
「これは?」
「ん?あっ?そ、それは…要らんわっ」
ドギマギする。
「海人は使ってくれないんだぁ…」
「そ、そういう意味じゃなくて、それが目的じゃないって事だよ」
ムキになる海人が可笑しくなる。
「海人は生がお好きなのね」
「そ、そりゃあ…って、違うわとにかく要らん」
その場を離れて行った。
「ホントにいいの?それで。」
「うん。あと、出来れば下着を…。」
「勿論だよ。下着こそないと困るだろ?」
「ありがと」
下着を選んで来て会計を済ませる。
「あとは歯ブラシとか、バスタオルとか…」
頭に思い浮かべる。
「べ、別に何から何まで揃えなくても」
遠慮がちな彩香に少し苛立つ。
「いーから俺が必要だと思ったの買うから黙っててよ」
「う、うん…ごめん…。」
怒られたとは言え、自分の為に色々考えてくれているのは分かっているから嬉しかったりする。彩香は何やらブツブツ言いながら物を選ぶ海人の後ろを黙ってついて歩いていた。
ふと彩香が商品を手にする。
「これは?」
「ん?あっ?そ、それは…要らんわっ」
ドギマギする。
「海人は使ってくれないんだぁ…」
「そ、そういう意味じゃなくて、それが目的じゃないって事だよ」
ムキになる海人が可笑しくなる。
「海人は生がお好きなのね」
「そ、そりゃあ…って、違うわとにかく要らん」
その場を離れて行った。
