「うーーー・・・」

「ひなひな!もっとちゃんと座って!」

「雛ちゃん苦手なんだこうゆうの」

薔薇男は雛ちゃん用に買ってきたブラシで梳かしながら言った。

「傷んでるよひなひな!シャンプーした!?」
と。

「・・・・3日してない・・・。風呂にも入ってない。」

「キャーー!!」

「美波ちゃん驚きすぎだよ。私たちそれぐらい普通だよ?」

美明が言うと、新田先生も続けた。

「そうなの。この人たち風呂嫌いなんだって。」