「…っ…んだよ!でけぇ声だすんじゃねぇ!」


 「ごっごめん…てか何でいるの!?」


 「あ?いちゃ悪いのかよ?」


 「いいけど…


「てかお前、四つん這いになって何やってんの。ダサいよ?」


「しょーがないじゃん!ボールがどっかいっちゃったの!」


「これのこと?」


「あっ!それ!何処にあったの!?」


「俺の足元に転がってきたんだよ。」


「知ってたならもっと速く言ってよ!」


「四つん這いになって探すお前がの姿が面白くてなWW」


「最っ近〜!!速く返してよ!」


ボールを奪い取ろうとすると


ヒョイッ

「やだね。」


拓はボールを上へ持ち上げる



155cmあるかないかの
チビな私に比べ


180cmは余裕である拓に
どうやったって敵うわけない


「ちょっと!返しなさいよ」


とどかないと分かりつつ
無駄にジャンプする


「相変わらずチビだなぁ〜?WW」


「うっさい!何か文句あんの!?」


ジャンプは今だに続いている