「あたしって、ホント馬鹿で最低で・・・っ」 口からは涙声の言葉がこぼれでた。 「分かってんのに止まんないのっ」 いきなり聞けば{はァ?}とか思う事のハズなのに。 圭は何も言わなかった。 下手に慰めたりフォローを入れたりもしない。 でも、黙って側にいてくれた。 ーそれから何分たっただろう。 ふと、あたしは時間が気になった。 圭は時間大丈夫なんだろうか。