「さっさと部活から卒業しちゃえ!」 「引退って言え!まだ卒業は来年の3月だっちゅーに。今は7月なんだから」 ・・・なんだか学校を卒業したくないみたい。 まぁ、美人の彼女さんがいればそれもそうか。 ランニングを途中で切り上げるとボールを用具室に取りに行く。 だってこんな顔先輩に見られたくないんだもん。 きっと、今あたしは目が赤い。 溢れそうになる涙を必死に押さえ込んでるから。 今なら用具室には誰もいないし、目元を拭うくらいできるよね。 ・・・・・・そう。