「じゃ、俺行くから」 「んー」 圭は基本淡々としてる。 まぁ、そこが話しやすい理由の一つかな。 なんて、去っていく圭を見つめながら思う。 「あ、凪風だ」 お宝発見!みたいなワクワクした声が後ろから聞こえる。 あぁ、やっぱりズルい。 この声を聞くだけで、あたしの心はフワフワ舞い上がる。 こんな気持ちにしてくれる人は、クラスにはいないの。