この小さくて淡い気持ちに気がつかないフリをする。 体育館が夕日に染まっていく。 オレンジ色に反射するガラスがキラリと光る。 「もうすぐ下校時刻じゃん。みんな片付け!」 平川先輩の言う通りに、みんなが動き出す。 ボールを片付け、床をモップなどで拭く。 舞と話しながらモップを動かしていると。 「あれぇ?バスケ部まだ終わってないの?」