「いーや、絶対いた。あれはさくらだった!」

「じゃあ嘘の名前を教えられたんじゃねーの?」

「あの子は嘘つかねえ!」

「…はいはい。だったらさ、賭けようぜ。この学校にお前の言うさくらがいたらお前の勝ち。いなかったら俺の勝ち。」

「よしのった。昼メシ1週間な!」

「おっけー。…でもよ、どうやって調べる?名前わからねえなら俺はわからねえし。」

「そうだった…」

2人は頭を抱えた。