「凜太郎!」

「負けませんよ。」

あんなに距離空いてたのにどうやって埋めた!?

すごく動揺は大きいが、今はそんなこと考えてる暇はない。

「うおらああぁぁあぁあ!」

最後の力を振り絞ってゴールに突っ込んだ。

「どっちだ?」

「1組と4組どっちが勝った!?」

俺らはほぼ同時にゴールしたため、勝敗が分からない。

ギャラリーもざわつく。