―撮影現場近く
溢れ返る人の波。
規制線をはられた御堂筋では今にも人が押し倒されそうなくらいパニックになっている。
その波を必死でかき分けて前に進んでくる一人の女性。
彼女は一番前に出ると勝手に規制線をくぐって中に入ろうとした。
それを見つけた警備員2人が彼女を静止する。
「入っちゃダメですよ。ここからは関係者以外は立入禁止です。」
彼女はその言葉を無視して強引に中へ入ろうとしている。
「ダメだって言ってるでしょ!?」
警備員たちは彼女の両腕をつかんで引き止めようとした。
「どいて!放して!うちが行かなあかんねん!!」
必死で振り切ろうとする女性。
警備員もその力の強さに振り回されそうになった。
「ちょ、ちょっと言う事を聞いてください。」
「放して!放せっ!!」
暴れてわめき声を出す彼女を警備員数人で取り抑えようとした。
それを見ていた周りの人々も驚いている。
「これ以上抵抗すると警察に連れて行きますよ!」
「勝手にしたらええわ。
その前に行かせて!お願いっ!」
警備員はまったく言う事を聞かない彼女をどうする事もできず仕方なしに無線機で連絡を取ろうとした。
その時!
「中に入れてあげなさい。」
一人の女性が突然その場に現れ、警備員に許可証を差し出した。
「あ、あの、これは?」
「その子は関係者よ。中に入れてあげて。」
抑えつけられていた彼女の体がやっと自由になった。
そして助けてくれた女性を見て、
「あ、あなたは、あゆ美さん?!」
「早く行きなさい!間に合わなくなるわよ。」
助けてくれたのはあゆ美。
そして必死で中へ入ろうとしていたのは佐奈だった。
佐奈はあゆ美に言われた通り、撮影現場に向かって走り出した。
(あゆ美さん、ありがとう!)
その後ろ姿を見つめるあゆ美。
(やっぱり私じゃダメみたいね。
勉君を助けてあげられるのは佐奈さん、あなたしかいないわ。後は頼んだわよ。)
溢れ返る人の波。
規制線をはられた御堂筋では今にも人が押し倒されそうなくらいパニックになっている。
その波を必死でかき分けて前に進んでくる一人の女性。
彼女は一番前に出ると勝手に規制線をくぐって中に入ろうとした。
それを見つけた警備員2人が彼女を静止する。
「入っちゃダメですよ。ここからは関係者以外は立入禁止です。」
彼女はその言葉を無視して強引に中へ入ろうとしている。
「ダメだって言ってるでしょ!?」
警備員たちは彼女の両腕をつかんで引き止めようとした。
「どいて!放して!うちが行かなあかんねん!!」
必死で振り切ろうとする女性。
警備員もその力の強さに振り回されそうになった。
「ちょ、ちょっと言う事を聞いてください。」
「放して!放せっ!!」
暴れてわめき声を出す彼女を警備員数人で取り抑えようとした。
それを見ていた周りの人々も驚いている。
「これ以上抵抗すると警察に連れて行きますよ!」
「勝手にしたらええわ。
その前に行かせて!お願いっ!」
警備員はまったく言う事を聞かない彼女をどうする事もできず仕方なしに無線機で連絡を取ろうとした。
その時!
「中に入れてあげなさい。」
一人の女性が突然その場に現れ、警備員に許可証を差し出した。
「あ、あの、これは?」
「その子は関係者よ。中に入れてあげて。」
抑えつけられていた彼女の体がやっと自由になった。
そして助けてくれた女性を見て、
「あ、あなたは、あゆ美さん?!」
「早く行きなさい!間に合わなくなるわよ。」
助けてくれたのはあゆ美。
そして必死で中へ入ろうとしていたのは佐奈だった。
佐奈はあゆ美に言われた通り、撮影現場に向かって走り出した。
(あゆ美さん、ありがとう!)
その後ろ姿を見つめるあゆ美。
(やっぱり私じゃダメみたいね。
勉君を助けてあげられるのは佐奈さん、あなたしかいないわ。後は頼んだわよ。)
