こんどは駅長が僕を厳しく追及する。
「君の名前は?学校は?年は?…」
次から次へと追い詰められていく。
「駅長さん、僕、本当に何もしていません。」
「まだ、ウソをつくのか?
本当に、真面目そうな顔して平気でウソをつく。」
(違うんだってば。
僕じゃないよ。)
大人たちは僕の話を全く信用しようとしない。
「君、この用紙に必要事項を記入して。
それと学生証を見せて。」
「そ、そんな。僕…本当に…何も…」
はっきりしない態度が返って怪しまれている。
「この人に間違いないです。
傘で手を隠して私のスカートの中に手を…
…ウッウッウッ」
完璧に泣くのがお上手。
結局、僕の主張は全く聞き入れてもらえず言われた通り用紙に書くことになった。
みゆきとユリ。
気付かれないように目を合わせニヤリとほほ笑んだ。
「保護者の連絡先を教えてください。」
「え?!それは困ります。
こんな事知られたら心配しますし…」
「私、警察に訴えます。絶対許せない。」
みゆきがそう言った。
(どうしよう…
もし、こんな事がバレたらパパやママに迷惑がかかる…)
僕は二人の女子高生にまんまとハメられてしまったんだ。
絶対絶命だ。
「君の名前は?学校は?年は?…」
次から次へと追い詰められていく。
「駅長さん、僕、本当に何もしていません。」
「まだ、ウソをつくのか?
本当に、真面目そうな顔して平気でウソをつく。」
(違うんだってば。
僕じゃないよ。)
大人たちは僕の話を全く信用しようとしない。
「君、この用紙に必要事項を記入して。
それと学生証を見せて。」
「そ、そんな。僕…本当に…何も…」
はっきりしない態度が返って怪しまれている。
「この人に間違いないです。
傘で手を隠して私のスカートの中に手を…
…ウッウッウッ」
完璧に泣くのがお上手。
結局、僕の主張は全く聞き入れてもらえず言われた通り用紙に書くことになった。
みゆきとユリ。
気付かれないように目を合わせニヤリとほほ笑んだ。
「保護者の連絡先を教えてください。」
「え?!それは困ります。
こんな事知られたら心配しますし…」
「私、警察に訴えます。絶対許せない。」
みゆきがそう言った。
(どうしよう…
もし、こんな事がバレたらパパやママに迷惑がかかる…)
僕は二人の女子高生にまんまとハメられてしまったんだ。
絶対絶命だ。
