初めて同じクラスになったあなた。

最初は、話の通じる奴としか想ってなかった。

なのに、いつのまにか別の感情に変わっていた・・・

あなたが他の人と楽しく話しているのを見ているだけで、
羨ましくなったりもやもやしてしまう。

この感情は「嫉妬」というのか？なんなんだ？
恋を体験したことのない私にはよく分からなかった

月日が経っていくうちにだんだんあなたのことが「好き」なのでは
ないかと想いはじめた。

友達に相談すると「それは恋だ」といわれた
半信半疑だった私も日に日に確信へと変わっていった

でも、あなたは私の親友のことが好きだった
そのことに気づいたときは何も考えられなかった・・・
いや、考えたくなかった。

道理で私と目が合わなかったわけだ
あなたはずっとあのコだけを見てたんだね
私じゃなくてあのコを・・・

私はあの子を嫌いになれなかった
どうしても・・・。
でも、あなたのことも諦められなかった・・・

友達に協力してもらい私とあの子であなたに告白しにいった
でも、あのコの様子が昨日からおかしいのだ

そして、あの子とあなたがやってきた
そして告げられたのは・・・
「じつは俺達付き合ってたんだ」

衝撃のヒトコトだった
私はその場で泣き崩れた
今まで私がしてきたことはなんだったのか
どうして隠してたのか・・・
涙が止まらなかった

これがちょうど一年前のこと。
今はあなたとクラスは違っているけど仲良くしている
もちろんあの子とも。
そして、後から分かった事だが私が好きだった事、あなたは知っていたらしい

私は今でもあなたを愛しています
目の前でいちゃつかれようが耐えてやる
耐えてみせる・・・
だから、少しぐらい私を見て。
あの子じゃなくて私を・・・